産業用ロボット 介護福祉用ロボット 環境保全分野に未来を創造する 株式会社日本ロジックマシン

百合菜開発経緯      介護に力は要りません!大切なのは真心です。


  ■はじめに
  近年、先進国では高齢化が進み、我が国でも総人口に占める高齢者の割合は益々増大し
 ています。急激な人口の老齢化は、これを支える社会に大きな波紋を投げかけています。
 介護支援ロボットは、介護者の手助けとなり、介護される方にも負担がかからず、充実した
 生活ができることを願って開発
いたしました。


  ■開発動機
 介護ロボットを開発し始めた動機は、15年前、息子が幼稚園に通っているとき、息子の友
 達のお母さんが腰を痛めて入院しました。このお母さんの仕事は、老人専門病院のヘル
 パーさんでした。小柄な方ですが、毎日自分より重い人達の世話をしていました。長い間
 入院し、ようやく回復した後、勤めていた病院へ行ったところ、体力のない人は使えないと
 再就職を断られたそうです。この事実を聞き何とかしなくてはと思い、私にできる事をずっ
 と考えてきました。(代表取締役 森川淳夫)

一般に女性が不得意とすることの一つが力仕事です。しかし、 介護の現場では、その不得意な力が強要されます。 現在、福祉という言葉を何か美的な感覚で捉える風潮がありますが、現実には理想とかけ離れた重労働の日々が待ち構えています。
多くの若い人が期待と情熱を持って福祉の世界に入ってきても、この現実に挫折する人が後を絶ちません。その原因の一つに「力」の負担があると考えられます。



  ■なぜロボットが必要か  
  現在、さまざまな移乗機器が開発されています。お年寄りや患者さんを運ぶものには、車椅
 子をはじめとして、簡単なリフトやリクライニング機能の付いたストレッチャーなどがありますが
 どれもが結構介助者に負担がかかります。

機能はそれぞれうまく考えてありますが、必ず機器の上に移乗しなくてはなりません。この移乗が介助者に最も負担となる作業なのです。中途半端な機器では、移乗作業の負担をなくすことはできません。

入浴介助ではベッドから浴槽、そしてベッドへ戻るまで最低4回は移乗作業が伴います。体重40数キロの女性介助者が、70~80キロの男性を移乗しなくてはならない場合もあります。特殊な方法(技術)もあるようですが、自分の倍もの体重のある人を移乗させるのは、どう考えても一人では無理です。 「百合菜」を使えば、移乗作業が1回で済み、入浴も含めて一人で作業行なうことができます。



  ■おむつ交換では
  おむつの交換もとてもたいへんな作業です。一人につき1日5〜8回行なわなければなりま
 せん。通常、介助者は2人ペアで作業を行ないますが、1人で行なわなければならない場
 合もあります。お尻を持ち上げる時には、中腰の姿勢になりますので介助者の腰に大きな
 負担がかかります。夜勤ともなると、これを一人で数十回こなすわけですから、たいへんつ
 らい作業です。

「百合菜」には、おむつ交換用ハンドが標準で装備されています。 片腕を単体で動かし、ひざの下に入れて持ち上げればお尻を浮かすことができます。作業がスムースに行なえてとても便利です。